【福岡県柳川産】樺島珈琲園のコーヒー豆をレビュー
コーヒーの生産国といえば、どんな国を思い浮かべますか?
ブラジルやコロンビア、ケニアなど赤道に近い国で生産が盛んというイメージがあると思います。しかし、実は日本でも生産されているのをご存知でしょうか。
今回は、福岡県農家の杏里ファームが栽培する国産コーヒー豆をご紹介致します。

生産農家について
生産農家は、福岡県柳川市「杏里ファーム」。
日本で消費されるコーヒー豆の1%に満たないと言われる国産コーヒー。その数少ないコーヒー栽培を手がける農家の一つです。
い草の栽培から始まり、米や果物、珈琲の栽培、稲わらの加工、果物を使ったジェラート、アイスキャンデーの販売など生産から販売まで一貫して手がけています。
生産地について
樺島珈琲の生産地は、福岡県の柳川市です。
福岡県内では、うなぎが美味しかったり、川下りが有名な地域ですね。
コスパ悪いが味は良い!福岡県柳川産の樺島珈琲をレビュー
コーヒー豆の品種は、アラビカ種となっています。
コーヒー栽培に柳川市辺りの気候や土壌は適していない事から、温室ハウスの中で鉢植え栽培を行い栽培されているようです。
生産方法は、ナチュラル精製法で収穫後のチェリーを乾燥させて作られています。
通常は皮をむいて乾燥させるところを「杏里ファーム」では皮のまま乾燥することで、果肉のフルーティーさを豆の中に凝縮させているんだとか!
気になる価格は、焙煎済みのコーヒー豆50gで約2,500円。
相場に比べるとだいぶ高すぎる気もしますが、希少性ゆえの価格設定なのでしょう。
問題は味がどうなのかです!
早速飲んでいきます。飲み方はホットコーヒーにしました。
あ〜〜〜。
一番の感想は、キレの良さです。程よい苦味が感じられ、喉越しにかけてスーっと消えていく味わいが特徴でした。
最初はお茶のようなさっぱりとした透き通る味わいがあり、喉越しにかけてコーヒーらしい苦味が迫ってくる印象です。
スッキリしていて、例えるならブラジル産のコーヒー豆に似ているような感じを受けました。
まとめ
今回ご紹介したのは、福岡県の杏里ファームが栽培する樺島コーヒーでした。
価格は市場の10倍以上の値段となりコスパは悪いですが、国内で作られているからこその生豆の鮮度は抜群!
日本はコーヒーベルトの北限を超えた地域ではありますが、農園の方々のたゆまぬ努力によって国産コーヒーが生産されています。
世界を旅するように各国のコーヒーを味わうのも良いですが、新鮮な国産コーヒーで、日本の土地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。